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【2026年最新】大衆点評(大众点评)の使い方 — 中国でハズレない店を探す方法を完全ガイド

【2026年最新】大衆点評(大众点评)の使い方 — 中国でハズレない店を探す方法を完全ガイド

中国旅行に来た日本人の方から、いちばんよく聞く後悔がこれです。

「せっかく中国に来たのに、入った店がハズレだった」

私は中国・深圳に住んでいますが、この気持ちはとてもよくわかります。中国の街は、とにかく飲食店の数が多い。1本の通りに何十軒と並んでいて、しかも看板は全部中国語。どの店がおいしくて、どの店が観光客向けのぼったくりなのか、外から見ただけではまったく判断がつきません😵

日本なら食べログやGoogleマップの口コミを見て決めますよね。でも中国ではGoogleマップがまともに使えません。じゃあどうするのか——現地の人は全員、あるアプリを見ています。

それが大衆点評(大众点评/ダージョンディエンピン)です。

この記事では、中国版の食べログとも言えるこの大衆点評を、外国人旅行者がどう使えばいいのかを解説します😊

中国では「Googleマップで店を探す」が通用しない

夜の中国の街並みに並ぶ屋台と飲食店の看板。中国語ばかりで外国人には店の良し悪しが判断しづらい

まず前提の話から。中国では、日本でやっている店探しの方法がほぼ全滅します。

日本でのやり方 中国では
Googleマップで近くの店を見る ❌ Googleが規制されていて使えない(VPNが必要)
食べログで探す ❌ 中国のお店はほぼ載っていない
旅行ガイドブックを見る △ 有名店は載っているが、街の実力店は載らない
現地の人に聞く △ 言葉の壁がある

VPNを使えばGoogleマップ自体は開けますが、そもそも中国のローカル店の情報がGoogleマップにはほとんど載っていません。営業時間もメニューも口コミも空っぽ、という店が大半です。

一方で中国人は、外食するときほぼ全員が大衆点評で店を調べてから行きます。つまり、中国の飲食店のリアルな情報は、ほぼすべて大衆点評の中に集まっているということですね。

💡 中国でGoogleやLINEが使えない理由と対策は、【2026年最新】中国でLINE・Instagram・Googleを使う方法 で詳しく解説しています。

大衆点評(大众点评)とは?

大衆点評で点数を確認してから入った火鍋屋のテーブル。中国では店選びにアプリを使うのが当たり前

大衆点評は、2003年に上海で生まれた中国最大級の口コミ・グルメアプリです。現在は中国最大のフードデリバリー企業「美団(メイトゥアン/Meituan)」のグループに入っています。

ざっくり言うと、中国版の食べログ+ホットペッパーのようなサービスです。

できることは主にこの4つ。

  • 🍜 近くの飲食店を点数つきで探す(これがメイン)
  • 📸 ユーザーが投稿した料理の写真・店内写真を見る
  • 💰 クーポン(团购)を買って安く食べる
  • 💆 飲食店以外も探せる(マッサージ、美容室、映画館、ホテルなど)

掲載されているのは高級店だけではありません。街の小さな食堂や麺屋、屋台に近いような店までしっかり載っていて、点数がついています。これが本当に強い。

つまり、「今いる場所のまわりで、地元の人に評価されている店」がスマホで一発でわかるわけですね。これを知らずに中国を旅行するのは、正直かなりもったいないです😅

外国人でも使える?導入の方法

結論から言うと、外国人でも使えます。ただし、いくつか知っておくべきポイントがあります。

まず大前提として、大衆点評のアプリは中国語のみです。日本語にも英語にも対応していません。ここは割り切ってください(後述しますが、読めなくても何とかなります)。

導入の方法は3つあります。

1【iPhoneの方】App Storeでアプリを入れる — App Storeで「大众点评」と検索すればインストールできます。日本のApp Storeアカウントのままで大丈夫です。いちばん機能が揃っていて快適なのがこの方法です
2【Androidの方】WeChat(微信)のミニプログラムを使う — 中国ではGoogle Playが使えないため、Androidはアプリの入手でつまずきがちです。すでにWeChatを使っているなら、WeChat内の検索窓で「大众点评」と検索し、ミニプログラム(小程序)を開くのが手っ取り早いです
3【とりあえず見たいだけの方】ブラウザで開くdianping.com にブラウザでアクセスする方法もあります。ただしアプリへの誘導が強く、機能もかなり限られるので、あくまで応急処置と考えてください

アカウント登録は「そもそも要らない」

ここが多くの人が誤解しているポイントです。

旅行者がやりたいこと——お店を探して、点数と写真を見て、行くかどうか決める——は、ログインなしで全部できます🎉

アカウントが必要になるのは、次のことをやりたいときだけです。

やりたいこと ログイン
近くの店を探す・点数を見る ✅ 不要
口コミや料理写真を見る ✅ 不要
住所・営業時間を調べる ✅ 不要
クーポン(团购)を買う ❌ 必要
席を予約する ❌ 必要
口コミを投稿する・お気に入り保存 ❌ 必要

つまり、「調べるだけ」ならアカウントを作らずに済むわけですね。旅行者にとっての価値の8割はここにあるので、登録でつまずいて心が折れる必要はまったくありません。

それでもログインしたい場合は WeChat 一択

どうしてもログインしたい場合、日本の電話番号での登録はあてにしないでください⚠️

大衆点評は中国の携帯番号(+86)を前提に作られたサービスで、外国の番号については「登録できた」「そもそも国番号が選べない」「SMSは届いたがその先で止まった」と、人によって結果がバラバラです。運が良ければ通る、くらいに思っておいたほうがいいです。

確実なのは、WeChat(微信)アカウントでのログインです。ログイン画面でWeChatのアイコンを選んで連携を許可するだけなので、SMS認証を丸ごと回避できます。私が日本から来た友人にすすめているのも必ずこの方法です。

なお、仮にログインできても「席の予約」は諦めたほうがいいです。予約に進むと、改めて中国国内の携帯番号を求められることが多く、ここは外国人にはどうにもなりません。予約したい店がある場合は、ホテルのフロントに頼むのが現実的です🏨

そして忘れがちなのが位置情報の許可。大衆点評は「今いる場所の近くの店」を出すのが本領なので、位置情報を許可しないと使い物になりません。聞かれたら必ず許可してください📍

実際の店の探し方

導入できたら、あとはシンプルです。

1アプリを開くと、トップに今いる場所の近くのお店が並びます。まずはこれを眺めるだけでも十分使えます
2ジャンルで絞りたいときは、上部のカテゴリから選びます。美食=グルメ全般、火锅=火鍋、烧烤=串焼き・BBQ、日本菜=日本料理、咖啡=カフェ、といった具合です
3並び順を「评分最高」(評価順)「离我最近」(近い順)に切り替えます。予算で絞る人均のフィルタもあります
4気になる店をタップすると、点数・写真・住所・営業時間・口コミが出てきます。ここで行くかどうかを判断します
5行くと決めたら、店名と住所をコピーしておきましょう。タクシー配車アプリや地図アプリに貼り付ければ、そのまま迎えに来てもらえます🚕

💡 コピーした住所の使い先は、【2026年最新】中国でDiDi(滴滴出行)を使う方法 が便利です。中国語を話さずにタクシーを呼べます。

点数の見方 — 何点なら「当たり」なのか

ここがこの記事でいちばん大事なところです。

大衆点評の点数は5点満点ですが、日本の食べログとは点数の感覚がまったく違います。食べログの「3.5点なら名店」の感覚で見ると、確実に判断を誤ります⚠️

私の体感ですが、目安はこのくらいです。

点数 評価の目安
4.5点以上 かなりの人気店。まず外さない。行列覚悟
4.0〜4.4点 普通においしい。安心して入れるライン
3.5〜3.9点 可もなく不可もなく。とりあえず腹を満たす用
3.5点未満 避けたほうが無難

つまり、「4.0点以上を選んでおけばまず失敗しない」というのが基本戦略になります。

点数と一緒に必ず見るべき2つの数字

① 口コミ件数

点数だけを見てはいけません。口コミが10件で4.8点の店より、口コミが3000件で4.4点の店のほうが、はるかに信頼できます。件数が少ない高得点は、身内の投稿や新規開店直後の可能性があるからです。

② 人均(rén jūn)

店の情報に「人均 ¥85」のように書かれている数字。これは一人あたりの平均予算です。テーブル単位ではなく一人単位なので、ここを見誤ると会計でびっくりします💸

ちなみに中国の飲食店は、日本と比べると

  • 街の食堂・麺屋:人均 20〜40元(約400〜800円)
  • 普通のレストラン:人均 60〜120元(約1200〜2400円)

くらいが相場感です。人均を見れば、その店が自分の予算に合うかが一発でわかります。

サブ評価も参考になる

店のページには、点数の内訳として

  • 口味(コウウェイ)= 味
  • 环境(ホァンジン)= 店内の雰囲気・清潔さ
  • 服务(フーウー)= 接客

の3つが出ています。「味は最高だけど環境の点が低い」= おいしいけど店は汚い、という読み方ができるわけですね😅 きれいな店で落ち着いて食べたいなら、环境の点数も見ておくと失敗が減ります。

迷ったら「必吃榜」を使えばまず外さない

点数を一つずつ見るのが面倒——という方に、とっておきの機能があります。

それが必吃榜(ビーチーバン)です。

これは美団・大衆点評が毎年発表している「絶対に食べるべき店リスト」で、実際の利用データや評価をもとに、都市ごとに選出されます。日本でいうミシュランのビブグルマンに近い立ち位置ですね。

  • ✅ 観光客向けではなく、地元の人が本当に通っている店が中心
  • ✅ 都市ごと・ジャンルごとに一覧になっている
  • ✅ 「その街に来たらこれを食べるべき」という料理がわかる

はじめて行く都市で何を食べたらいいかわからないとき、私はまず必吃榜を開きます。ここに載っている店を選んでおけば、ハズレを引く確率がぐっと下がります👍

もう少し高級な店を探したいときは、大衆点評版のミシュランとも言われる「黑珍珠餐厅指南(黒真珠レストランガイド)」もあります。記念日のディナーなどにはこちらが便利です🍷

中国語が読めなくても大丈夫な理由

「アプリが中国語だけなら、結局読めないのでは?」と思いますよね。でも実は、中国語が読めなくても大衆点評はかなり使えます。理由は3つあります。

中国の飲食店の紙のメニュー。漢字と価格が並んでいて、漢字圏の日本人なら意外と推測できる

① 数字は世界共通

点数・口コミ件数・人均・距離。判断に必要な情報はほぼ全部が数字です。ここは中国語力がゼロでも読めます。

② 写真が圧倒的に多い

大衆点評は、ユーザーが投稿した料理の写真・店内の写真が大量に集まっています。店のページを開いて写真タブを見れば、

  • どんな料理が出てくるのか
  • 店内はきれいなのか
  • 実際の盛りつけの量はどのくらいか

が全部わかります。文字を読まずに写真だけで判断できるのは、外国人にとって本当にありがたいポイントです📸

さらに、店に入ってから注文するときも、この写真が役立ちます。人気メニューの写真をスクリーンショットしておいて、店員さんに見せれば「これください」が成立します。

③ 漢字はなんとなく読める

私たち日本人には漢字という武器があります。「牛肉麺」「炒飯」「烤鸭」「小笼包」——完璧に読めなくても、何の料理かは推測できますよね。

どうしてもわからないときは、スマホの画面を翻訳アプリで読み取ればOKです。中国語のメニューへの向き合い方は、中国のレストランでQRコード注文する方法 の記事でも触れています。

【注意】クーポン(团购)は無理に買わなくていい

大衆点評には团购(トゥアンゴウ)というクーポン機能があります。事前にセットメニューの券を買っておくと、店頭価格より安く食べられるという仕組みで、中国人はよく使っています。

ただ、外国人旅行者にはひとつハードルがあります。

日本のクレジットカードを紐付けた決済では、この券の購入が弾かれることがあるのです⚠️

これは大衆点評に限らず、中国のアプリ内決済で外国発行カードを使うときに広く起きる現象です。私の周りでも「決済のところで進めなくなった」という声をよく聞きます。

でも、まったく問題ありません

クーポンが買えなくても、店に行って普通に注文して、普通に支払えばいいだけです。定価になるので数十元損することはありますが、それだけの話です。大衆点評の本当の価値は「店を探せること」であって、クーポンはおまけだと考えてください😊

支払い自体は、Alipay(支付宝)が使える状態になっていればほとんどの店で通ります。

💡 Alipayの登録と日本のクレジットカードの紐付けは、【2026年最新】中国でAlipay(支付宝)を使う方法 で写真付きで解説しています。

使うときに知っておきたい注意点

最後に、実際に使ってみて感じた注意点をまとめておきます。

⚠️ 観光地のど真ん中の店は点数が信用しづらい

回転率が高く、リピーターがいない立地の店は、点数が実力を反映していないことがあります。観光地から1〜2本裏の通りに入った店のほうが、点数と実力が一致していることが多い印象です。

⚠️ 点数が高い店は「行列」も覚悟する

4.5点以上の人気店は、週末の食事どきになると平気で1時間待ちになります。中国の人気店は排队(パイドゥイ)=順番待ちの番号札を取るシステムが一般的です。お店の入口の端末や店員さんに声をかけて番号をもらいましょう。時間をずらして行くのも有効です⏰

⚠️ 予約はあてにしない

前述のとおり、アプリからの予約は中国国内の携帯番号を求められるため、外国人旅行者には基本的に使えません。並ぶか、時間をずらすか、ホテルのフロントに電話を頼むかの3択だと思っておいてください。

⚠️ ネット環境がないと何もできない

当たり前ですが、大衆点評はオンライン専用です。中国でスマホがネットにつながる状態を作っておくことが大前提になります📶

まとめ

大衆点評の点数を見て入った広東料理店の一皿。中国は店選びさえ間違えなければ本当に食事がおいしい

大衆点評の使い方について、ポイントをまとめます。

  • 中国ではGoogleマップも食べログも役に立たない。店の情報は大衆点評に集まっている
  • iPhoneならApp Storeで「大众点评」、AndroidならWeChatのミニプログラムが現実的
  • 店を探すだけならアカウント登録は不要。日本の電話番号での登録はあてにせず、必要ならWeChatログインを使う
  • 位置情報は必ず許可する(許可しないと近くの店が出ない)
  • 点数は5点満点で4.0以上が安全ライン、4.5以上なら人気店
  • 点数だけでなく口コミ件数人均(一人あたり予算)を必ずセットで見る
  • 迷ったら必吃榜から選べばまず外さない
  • 写真と数字だけで判断できるので、中国語が読めなくても使える
  • クーポン(团购)は買えなくてもOK。店頭で普通に払えば問題なし

中国は、店選びさえ間違えなければ本当に食事がおいしい国です。逆に言えば、適当に入った店でガッカリして「中国料理っておいしくないな」と思って帰ってしまうのは、あまりにもったいない😢

大衆点評を入れておくだけで、旅の食事の満足度は間違いなく変わります。ぜひ渡航前に準備しておいてください🥢

あわせて読みたい

お店を「探す」ができたら、次は「注文する」「支払う」「移動する」です。以下の記事もあわせてどうぞ。


画像クレジット: Wikimedia Commons — 広州の商店街: Daniel Lu (CC BY-SA 4.0) / 夜の屋台: MiaMOOA Mukazz (CC0) / 紙のメニュー: MeiOLA 2290 WMENSZ (CC0) / 火鍋: 3steph14 (CC BY-SA 4.0) / 広東料理: MeiOLA 2290 WMENSZ (CC0)

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