「中国旅行って、結局いくらあれば行けるんですか?」
YouTubeのコメントや友人から、本当によく聞かれる質問です💬
ビザなしで行けるようになり、中国旅行のハードルはぐっと下がりました。ただ、「物価が安いイメージはあるけど、実際どうなの?」「航空券はいくら?」と、費用の全体像がつかめずに迷っている人も多いと思います。
私は中国・深圳に住んでいて、日本から遊びに来る友人の旅行プランを一緒に考えることもよくあります。この記事では、東京から上海への3泊4日(1人旅)をモデルケースに、費用を項目ごとに試算してみます。
先に結論を言うと、節約なら約8万円、標準的な旅行なら約15万円が目安です😊

💰 結論 — 3泊4日の費用は「約8万〜28万円」
まずは全体像です。旅のスタイル別に、3つのパターンで試算しました。
| 項目 | 🎒 節約プラン | 🧳 標準プラン | ✨ ゆったりプラン |
|---|---|---|---|
| ✈️ 航空券(往復) | 35,000円 | 60,000円 | 100,000円 |
| 🏨 ホテル(3泊) | 約21,000円 | 約35,000円 | 約83,000円 |
| 🍜 食費(4日分) | 約9,000円 | 約18,000円 | 約37,000円 |
| 🚇 現地の交通費 | 約3,500円 | 約7,000円 | 約14,000円 |
| 🎫 観光・入場料 | 約2,500円 | 約9,000円 | 約18,000円 |
| 📶 通信(eSIMなど) | 1,500円 | 3,000円 | 3,000円 |
| 🛡️ 海外旅行保険 | 0円(カード付帯) | 2,000円 | 3,000円 |
| 🎁 お土産・買い物 | 約5,000円 | 約11,000円 | 約23,000円 |
| 合計 | 約7.7万円 | 約14.5万円 | 約28万円 |
どのプランでも、費用のおよそ半分は「航空券+ホテル」です。逆に言えば、現地で使うお金(食費・交通費・観光)は思っているより少なく済みます。
では、項目ごとに詳しく見ていきましょう。
✈️ 航空券 — 費用を一番左右するのはここ
中国旅行の予算は、航空券をいくらで取れるかでほぼ決まります。
| 航空会社のタイプ | 東京⇔上海 往復の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 🟢 LCC(春秋航空など) | 3万〜5万円 | 安い。受託手荷物・座席指定は別料金のことが多い |
| 🔵 フルサービス(ANA・JAL・中国東方航空など) | 5万〜10万円 | 荷物・機内食込み。時間帯の選択肢が多い |
| 🔴 連休・繁忙期 | 10万円〜 | 年末年始・GW・国慶節・春節は一気に上がる |
東京〜上海は便数が多い路線なので、時期さえ選べばLCCで往復3万円台も見つかります。一方で、中国の大型連休(国慶節・春節)や日本の連休に重なると、同じ便でも倍以上になることも珍しくありません。
深圳や広州へ行く場合は、香港まで飛んで陸路で入るという選択肢もあります。香港行きは便数が多く、航空券が安く見つかることも多いです。ルートは 香港から中国へ高鉄で陸路入国する方法 で詳しく解説しています。
🏨 ホテル — 1泊300〜500元が「ちょうどいい」

中国のホテルは、日本と比べると同じ価格でワンランク上の部屋に泊まれるイメージです。
| グレード | 1泊の目安 | こんな人に |
|---|---|---|
| 🏠 エコノミー(全季・漢庭など) | 250〜400元(約6,000〜9,000円) | 寝るだけでOK、とにかく安く |
| 🏨 中級(亜朶・ハイアットプレイス・ホリデイ・インなど) | 450〜800元(約1万〜1万8,000円) | 快適さと価格のバランス重視 |
| 🌟 高級(外資系5つ星など) | 1,200元〜(約2万8,000円〜) | 景色や設備も楽しみたい |
ここで注意したいのが、安すぎるホテルは外国人を受け入れていないことがあるという点です。中国では、ホテルが外国人を泊めるには当局への登録が必要で、ローカルの格安宿だとパスポートで予約しても断られることがあります。
私のおすすめは、1泊300〜500元くらいのチェーン系ホテルです。清潔で、外国人の受け入れも慣れています。選び方やチェックインの流れは 中国のホテルは外国人でも泊まれる? にまとめています。
🍜 食費 — 1日100元でも十分おいしい

中国旅行でいちばん「安い!」と感じるのが食費です。私が普段深圳で食べているものの感覚で、ざっくり相場をまとめるとこんな感じです。
| 食事 | 価格の目安 |
|---|---|
| 🥟 朝ごはん(肉まん・豆乳・麺など) | 10〜20元(約230〜460円) |
| 🍜 ローカル食堂のランチ(麺・定食) | 20〜40元(約460〜900円) |
| 🥢 小籠包(1せいろ) | 20〜60元(店による。観光地の有名店は高め) |
| 🍲 火鍋・レストランのディナー | 1人100〜200元(約2,300〜4,600円) |
| ☕ カフェ(ラッキンコーヒーなど) | 10〜20元(約230〜460円) |
| ☕ スターバックスのラテ | 30元台(約800円前後)※日本とほぼ同じ |
| 🥤 コンビニの水・ジュース | 3〜6元(約70〜140円) |
ローカルの食堂を中心にすれば、1日100元(約2,300円)でも十分おなかいっぱいになります。逆に、スターバックスや外資系レストランは日本と変わらない、もしくは少し高いくらいです。「中国=何でも安い」わけではない点は覚えておきましょう。
お店選びには 大衆点評(大众点评) が便利です。価格帯(1人あたりの平均予算)も表示されるので、予算管理にも役立ちます😊
🚇 現地の交通費 — 地下鉄中心なら驚くほど安い

中国の交通費は、とにかく安いです。
| 交通手段 | 料金の目安 |
|---|---|
| 🚇 地下鉄 | 1回 3〜8元(約70〜180円) |
| 🚕 DiDi・タクシー(市内の短距離) | 15〜40元(約350〜900円) |
| 🚄 上海リニア(浦東空港〜龍陽路) | 片道50元(約1,150円)※当日の航空券提示で40元 |
| 🚇 地下鉄(浦東空港〜市中心部) | 7〜8元前後(約170円) |
| 🚕 タクシー(浦東空港〜市中心部) | 150〜250元前後(約3,500〜5,800円) |
市内の移動は、地下鉄 を中心に、疲れたら DiDi を呼ぶくらいがちょうどいいです。3泊4日で地下鉄メインなら、交通費は150元(約3,500円)前後に収まります。
空港からのアクセスは、節約なら地下鉄、時間優先ならリニアがおすすめ。最高時速300km前後で走るリニアは、乗るだけで観光気分が味わえるので、1回は乗ってみる価値があると思います🚄
🎫 観光・入場料 — 無料で楽しめるスポットも多い
上海の代表的なスポットの料金は、こんな感じです。
| スポット | 料金 |
|---|---|
| 🌃 外灘(バンド)の夜景 | 無料 |
| 🛍️ 南京東路・新天地の街歩き | 無料 |
| 🏯 豫園(庭園エリア) | 40元前後(約900円) |
| 🏙️ 上海タワー展望台 | 180元(約4,100円) |
上海は「歩いて楽しい街」なので、入場料にお金をかけなくても十分満喫できます。 展望台や庭園など、有料スポットは行きたい場所を1日1〜2か所に絞ると、予算が読みやすくなります。
入場チケットの多くは、Alipayのミニアプリや Trip.com で事前に買えます。当日チケット売り場に並ばずに済むので、時間の節約にもなります。
📶 通信・保険・その他の費用
見落としがちな、細かい費用もまとめておきます。
- 📶 通信(eSIM・ローミング):旅行者向けeSIMなら1週間で1,000〜3,000円程度。日本のキャリアの海外ローミングは1日980円前後のプランが多いです(詳しくは SIM・eSIM・国際ローミング徹底比較)
- 🛡️ 海外旅行保険:クレジットカードに付帯していれば0円。ネット加入の保険なら3泊4日で1,500〜3,000円程度
- 🛂 ビザ:30日以内の観光なら不要(0円)。条件は 中国旅行にビザは不要! で解説しています
- 💳 決済の手数料:Alipayに海外カードを紐づけて使う場合、一定額を超える決済には手数料がかかることがあります。最新の条件はアプリ内で確認しましょう
💴 現金はいくら持っていく?
中国はキャッシュレス社会なので、支払いはほぼAlipay(支付宝)で完結します。とはいえ、スマホの電池切れやアプリの不調に備えて、現金も少し持っておくと安心です。
3泊4日なら、現金は300〜500元(約7,000〜1万2,000円)あれば十分です。上の試算の「現地で使うお金」は、基本的にはAlipay経由のクレジットカード払いを想定しています。
両替のタイミングや方法は、中国で現金は本当に要らない? で詳しくまとめています。
💡 中国旅行の費用を抑える5つのコツ
最後に、在住者の目線で「ここを押さえると安くなる」というポイントを紹介します。
- 📅 中国の連休を避ける — 国慶節(10月1〜7日)や春節は、航空券もホテルも一気に高くなります。詳しくは 国慶節の中国旅行は避けるべき? を参考にしてください
- ✈️ LCCのセールを狙う — 東京〜上海はLCCの便が多く、セール時は驚くほど安くなります
- 🏨 2人以上で行く — ホテル代を割れるので、1人あたりの費用がかなり下がります
- 🍜 ローカル食堂を活用する — 観光地から一本入った食堂は、安くておいしいことが多いです
- 🚇 地下鉄をメインにする — 渋滞もなく、安く、観光地にもほぼ行けます
❓ よくある質問
Q. 中国の物価は日本より安いですか? A. ものによります。 ローカルの食事・地下鉄・タクシーは日本よりかなり安いです。一方で、スターバックスや外資系ホテル、ブランド品などは日本と同じか、むしろ高いこともあります。
Q. 2泊3日や4泊5日だと、いくらくらいですか? A. 航空券の金額はほぼ変わらないので、1泊増えるごとに「ホテル代+1日分の食費・交通費」が加わるイメージです。標準プランなら、1泊増えるごとに約2万円が目安です。
Q. 上海以外の都市(北京・深圳など)だと費用は変わりますか? A. 現地の物価は、北京・上海・深圳・広州といった大都市ならほぼ同じくらいです。違いが出やすいのは航空券。地方都市は直行便が少なく、乗り継ぎで高くなることがあります。
Q. ツアーと個人手配、どちらが安いですか? A. 航空券とホテルを自分で手配すれば、個人手配のほうが安く済むことが多いです。ただ、「中国は初めてで不安」という人は、航空券+ホテルのセットプランから始めるのもアリだと思います。
✅ まとめ
- 💰 3泊4日の費用は、節約で約8万円・標準で約15万円・ゆったりで約28万円
- ✈️ 予算のおよそ半分は航空券+ホテル。 時期選びで大きく変わる
- 🏨 ホテルは 1泊300〜500元のチェーン系がコスパと安心感のバランスが良い
- 🍜 食費は 1日100〜200元あれば十分。ローカル食堂はかなり安い
- 🚇 交通費は 地下鉄中心なら3泊4日で150元前後
- 🛂 ビザ代は 0円。現金は 300〜500元あれば十分
中国旅行は、ポイントを押さえれば思っているより手ごろな予算で楽しめます。この記事の試算を参考に、ぜひ自分だけのプランを組み立ててみてください😊
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※料金は2026年9月時点の目安です。航空券・ホテル・入場料・為替レートは変動するため、最新の情報は各公式サイト等でご確認ください。
画像クレジット: Wikimedia Commons — 上海・外灘の夜景: A Chinese ID (CC BY-SA 4.0) / 上海のホテル客室: Hermann Luyken (CC0) / 小籠包: Matt's Life (CC BY 2.0) / 上海リニアモーターカー: kallerna (CC BY-SA 4.0)